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福岡市の新規採用職員を対象とした研修会にて講演

株式会社ブレインスター人材開発室の教育コンサルタント田木が保育園の新規採用職員を対象とした研修会にて講演いたしました。

テーマは「心に届く接遇マナー」です。当日は、福岡市の保育園から約200名の職員の方々が参加され、 会場の福岡市市民福祉プラザのホールは満員になるほどでした。

　児童福祉法では、保育士の業務は保育と保育指導、また保護者の子育てを支えることも業務として定義されて います。それに伴い基本的な接遇マナーに加えて、社会人としての接遇マナー(社会人の基礎力)がさらに要求 されるようになっています。
　また、国の方針として待機児童解消の実現を目指すため、保育の受け皿の整備に加 えて、保育士の処遇改善、多様な人材の確保・育成、生産性の向上を通じた労働負担の軽減を柱としています。 その中で保育人材の確保に総合的に取り組み、保育士のキャリアアップの仕組みを構築していく動きがあります。 そのキャリアを重ねていくうえで基本となるのが、「接遇マナー」です。

　今回は、新人の保育士さんが保育園での業務になれてきたこの時期に研修を実施して、実体験を踏まえて「接 遇マナー」の必要性や、「相手に届く」接遇マナーを学んでいただきました。各園の保育士さん達は熱心にメモを 取ったり、相づちを打ちながら真剣な表情で受講されていました。一人一人の心に響く研修となったのではない でしょうか。今回の研修で感じたことや学んだことをそれぞれが園に持ち帰り実践されることを願っています。

　今ブレインスターには保育園からの研修依頼やキャリアパス 構築に関する依頼が多数寄せられています。 これは国が求めている仕組みづくりに合わせて経営者が求め る保育の質の向上、保育士の確保などの影響が考えられます。当社ではこのようなニーズに対応するため、これから制度が大きく変わると思われる保育業界の専門性を常に意識しながらお手伝いをしていきたいと考えます。

ブレインスターニュース6月号